多くの工場は「事故ゼロ」を目指していますが、労災事故は頻発しています。一度労災事故が発生すると、生産や業務に直接的または間接的な影響が生じます。繰り返し労災事故が生じている職場では、事故の根本的な原因(不安全行動または不安全環境)が究明できていません。タイ工業省の調査によれば、労災事故の80%以上が不安全行動に起因しています。すなわち、不安全行動による事故が、不安全環境に起因する事故の4倍以上発生しています。
この研修では、労災事故に繋がる「不安全行動」について解説するとともに、より安全な行動、環境を実現するためのアプローチについてレクチャーします。